指先を天秤に添える
道徳的な話題とか割と毛嫌いしてる。社説とか、ライフハック系自己啓発とか、ポジティブ信仰やら、曖昧に逃げるような主張に嫌悪感を覚える俺だった。
苦手なことにこそ挑戦しようと思って、この世界に対して思うところを述べてみる。
炎上って言葉が流行った昨今、バズるとか映えるとか、語感が気持ち悪いく感じるのは、歳を重ねたってことなのかなと思う。
10数年前、やっぱり俺も目上の相手に若者言葉と指摘されることはあった。
だから秋元ヤスシ(AKBとかの人)は凄いと思う。あの年齢でポニーテールとシュシュって単語が出てくるって。
でも堀江貴文が動画でオワコンって言葉を口にするのは違和感があるし、コスパとか真顔でおっさんに言われると、なんか違うって思う。
話が逸れたけど、この炎上(社会の一部の人間より、捻じ曲がった正義感を盾にした悪意を向けられて、思考の停止した奴らが祭囃子に惹かれて集まって盛り上がるみたいな現象)を見ていると、善悪がわからなくなる。
村上春樹は卵壁に投げて卵の立場で考えよう、的なコロンブスみたいな事を言っていた。
俺はどちらかと言えば、みんなが白って言うなら黒って言ってみたくなるような、気分になる。
善悪の価値判断は人それぞれでいいと思うけど、俺としては甥っ子が同じことして褒めれるなら、善悪を超越して、肯定すべきことだと思ってる。
まぁ息子、娘、孫、歳の離れた弟妹、そんな風に自分よりも未完成(優れていないという意味では無い、本当は可能性があるって表現したいけど多分伝わらないからこう書いた)で愛すべき相手を置き換えて考えれば、世界はちょっと良くなるんじゃないかな。
あいつが明日笑えるように、
天秤に指先を添える。
悪魔に売った魂を買い戻す
子供の頃、何かのために何かをするんじゃなくて、ただしたいがためにそれをしていたと思う。
例えば、掃除用具入れの中にある箒をギターに見立てた放課後、俺のロックは芽吹いて。
チケットを買ってくれと友達に頼んだ夜、俺のロックは枯れたのだろう。
大人になってから打算無く何かをしようと思うことが減った気がする。
金が欲しいとか、モテたいとか、どうでもいい理由で消耗を続けた。
社会に出てから理由の無い買物のほとんどが、深夜のドン・キホーテでの無駄遣いだろう。
散文になるけれど、理由の無い有意義だと思えた買い物をこれから箇条書きにする。
1.バイク
2.一眼レフ
キャノンの安いやつ赤い
3.車
ユーノスロードスター NA6CE
4.サーフボード
ソフテック ジャスティスコラボ
5.スキムボード
Excile 赤いやつ
求めているものは、エンジン付きの古い乗り物と、スマホで十分なはずの変な機械と、海で乗る板。
ほんの少し、自分が見えた気がする。
言いたい事を言わなくなって、空気を読む自分があまり好きじゃない。
でもそんなもん変えようと思って、変えれるもんでもない。
だから愚痴と自己啓発の中間みたいなことを今日から書いていく。
悪魔に売った魂を買い戻そう。
高く付くのは覚悟の上で。